日々雑感

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2012年08月28日

公務員のボーナス

今さらですが、ボーナスの話題。

私はボーナスなど無縁の暮らしをしているのですが、
今年はどこも厳しかったようです。

零細企業では、半分近くの企業がボーナス0だったとか。
また、大手企業もほとんどのところが大幅減額でした。

・・・私の友人は去年同様にもらったといっていました。
四季報で見たら、その会社、経常利益が8割減っていました。

今時珍しい、人に優しい会社です。

そんなレアな会社のことはともかく、公務員の方々にもボーナスが支給されました。

毎回、各種メディアで報道されますが、そのたびにわき上がる声が
「赤字なのにボーナスが出るのはおかしい。民間はそんなこと許されない」
「国が借金漬けなのに、なぜボーナスが出るのか」
といったものです。

ただ、これは少し理屈から考えるとおかしい話です。

赤字なのにボーナスが出るのはおかしい、という話ですが、
そもそも、赤字になる事業だから国がやっているという面があります。

民間企業は赤字確実な事業には参入できませんから、
そういった分野の事業も国が行っています。

また、民間が参入している事業も公営のほうが圧倒的に低料金です。
粗大ゴミの回収料金を考えると分かりやすいでしょうか。

自治体に頼むと300円ですむ粗大ゴミも、民間業者に依頼すると2,000円取られたりします。

このように自治体は「そもそも儲からないが、社会的には必要」
といった分野のサービスを多く手がけています。

ですので、赤字になるのはある意味必然です。

国が手がける事業が儲かったら儲かったで「民業圧迫だ」
という批判を浴びることになります。

この流れで、JRやNTTは民間企業になったのでした。

また、「国が借金漬けなのに・・・」という指摘については、
これは民間でも同じような状態の会社がたくさんあります。

こういう批判をする人は、キャッシュフローとストックの区別がついていないか、意図的に混同させているといえます。

公務員批判をするための方便ですね。

ここまで書いてきてなんですが、私は公務員擁護派とはほど遠い考えを持っています。

別の理由でたたきたい部分は多々あります。

しかし、ボーナスに対してよく見かける批判はあまりに理屈が通っていません。
理屈が通らない批判をしても、相手が耳を貸すことはありません。

・・・全く関係ないけど、ボーナス欲しいです。
posted by bitone at 00:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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